エフェクト無しでこの彩度ですよ?
東北の秘境、秋田ならではの熱帯雨林気候(嘘)に育まれた緑がちょーきもちいいっす。
なんだってこんなハイテンションかというと、おニューなおモーター様がお素晴らしいのでごじゃーます( ̄^ ̄ゞ
トップスピードのみで語るならQ100よりやや上程度のものなのですが、そこまでの乗り味が全然違う。
一般的な中華PASセンサー(そもそも中華PAS自体が一般的というほど知られてないわけですがw)は乗り味は、ペダルの回転数に応じて、もしくはペダル回転を検出するとモーターに通電というタイプのもので、センサーの回転検出からモーターが動き始めるまでに数秒のタイムラグがあります。
ゆえに、信号待ちから発進する姿は、自転車に乗らない人から見れば「仰向けのおっさんがめっちゃペダル回してるのにゼンゼン進んでね―><)。」
という、ちょっと滑稽なモノ。
当然ながら停車時にはインナーローにギアを落とし、発車時には巡航速度まで再加速しながらシフトアップを小刻みに行うことになるため、決して重労働では無いにしても、やはり信号で停まるとちょっと嫌な気分。
ところがこのXMKモーターは、ボトムブラケット部のPASセンサーの他に、HUBモーター内にトルクセンサーが実装されており「回転数は上がってないがめっちゃ踏ん張ってる、これは発車動作に違いないっ!」と、善きに計らってアシストしてくれるのでございます。
更に走行中の加速時にも踏み込みのトルクに反応してくれるので『ちょっと踏むか?』と踏み込んだらすぐに加速開始してくれます。
これはダンシングの出来ないリカンベント的にはかなり気持ちいい。
PASオンリーのシステムではこの加速感は味わえないです。36V10Ahのリポ×2本(都合6kg)から48V20Ahのリフェ×2本(都合20kg)に変更しているので、バッテリーだけでも14kgの重量増、総重量50kgオーバーのもはや自転車とは異なるクラスの物体になりつつありますが、250WのQ100と比較しても駆動音はすこぶる静かで、乗ってしまえばトルクセンサーのおかげでむしろ軽快ささえ感じます。
が、マシントラブルで軽トラという名のチームカーに救助される際には、きっとめっちゃ重たいんだろうなぁと・・・。
このモーター、実は36Vでも稼働できるのですが、今回システムを48Vに一新したのはリポバッテリーの劣化の早さに嫌気がさしたため。
おおよそ300〜500回で寿命とされるリポですが、往復100km通勤に使用し始めて二ヶ月半で、容量減少が顕著に。容量が減少するということは、単に稼働時間が短くなるだけでなく、充電したてのおいしいトップスピードも一瞬で終わってしまうということ。
そこで48Vなら多少劣化して電圧落ちても36Vより随分マシだし、10Ah×2から20Ah×2の構成にすることで、連続航続も理論上200km以上に延びる。
更に劣化の遅いリフェ(概ね1000〜2000回)なら結構長く使えるんじゃないかなと。
2本プラス送料で10まんにぇんのお買い物でございます。
更に積載スペース的にショックが沈むと後輪とバッテリーが干渉するので、リアショックも撤去して完全リジットに。
強度的に不安が残りますが、まぁプロトタイプだし、乗るの自分だし。
次回作にはバッテリーの積載場所も最初からフレーム設計に込にしていかないとですね。
最初は付属の『PASがアブノーマル!』ってエラーが表示され続けて1秒半くらいしか走れず、その後一世代前の非互換のPASセンサーを強引に取り付け『おおおぉぉぉぉ?』とトルクセンサーの気持ちよさに酔いしれるも、すぐさま今度は『コントローラーかモータがぶっ壊れますた』という表示でオーバーヒートらしきトラブルが頻発、そしてこの問題は未だ解決せず、工場に支援要請して回答待ちでござーます。
トルクセンサーは気に入ったので、なんとか使えるものにしたいけど、なんとかなりますかね?
とりあえず今日はここまで( ̄^ ̄ゞ