o3 cruizer β1 到着

人質事件を経て、ようやっと届いたおっさんの試作モデル。

お馴染みの柔らか段ボールを透明テープでグルグル巻にした粗雑な外観からも、安心の中華クオリティーが滲み出ていますのぅ。

とりあえず、サクサク組んでちょっとだけ試走しちゃいたいなぁーと、1階の物置部屋で御開帳〜。


で、早速頓挫。

ちっとも組み上がって無いじゃん!

少しでも送料を安くしようと努力してくれたのか、かろうじてホイールが組まれているだけで、完膚なきまでバラバラに分解してあります。

電気的配線もブレーキやシフターのワイヤーも張られてないし、そのホイールすらもややテンションが緩いような・・・

しゃーない、自分で組むか。


場を水耕栽培でお馴染みの白菜部屋に移し、とりあえず仮組み開始。

デスマの合間にコツコツやって、一週間ほどで完成させる事になりそうではありますが、とりあえずどんな座り心地かだけでも確かめたい!

フレームの折りたたみ機構を合体させ、BBユニットをぶっこみ、シートを固定・・・がびょーん∑( ̄[] ̄;)

ネジ入ってないじゃん!

このシートは折りたたみ時にサクサク取り外しするために、クイックレリースなネジで留める必要があり、ホームセンターで買ってくるとかできない系の部品。

仕方がないので後追い発送するよう工場に連絡を入れ、ありあわせのネジで仮固定。


リアタイヤはKENDAの26×2.35。

存在感がたまりませんのーぅ。

ヘッドレストを山勘で据え付け、いよいよシートに腰を下ろします。

いんじゃなぁ〜い!?

角度が浅すぎればリカンベントの最大のメリットであるところの空気抵抗軽減の恩恵が受けられず、かと言って深すぎるとかえって長時間走行時に疲労が溜まります。

性能的本評価は実走繰り返した後ですが、試作一発目にして座り心地は合格点を軽々クリア。


メッシュタイプは幅広で空気抵抗大きそうな気もしたんですが、計算通りに広すぎず狭すぎず、ぴったし背中で隠れる感じ。
シート角も絶妙です。

前輪の上にピコっと生えてるのはフェンダー用の取り付けステー。
ちょっと邪魔だけど雪道仕様を考えるとやっぱあったほうが、背に腹はかえられないかなと。

デフォのギアはフロント三枚のリア七枚で都合21速。

電動アシストで高トルクモーターを採用していることを考えると、フロンはもうちょっとデカい歯数で刺してもいいかな?

20インチのフロントタイヤも当初はブロックパターンでしてしてたんですが、工場側仮組み写真でレインタイヤになっていたのをそのまま採用。

新雪だったらブロックで間違いなしなんですが、このあたりの除雪テクは半端無いので、アイスバーンのグリップはむしろこっちのがいいんじゃないかなとかちょっと思ってみたりしまして。

焼きを入れると、明るい黄色を再現するために混ぜ込んだ蛍光塗料が死んでしまうので、自然乾燥でいってみたんですが、梱包の悪さとあいまってこんな事に。

本番では塗装関係もっと考えないとダメですね。

色味を妥協して焼きを入れるか、そもそも全然違う色に変えてくか・・・なんにつけてもとりあえず今日はこんなあたりで。

随所に中華クオリティーが覗えますが、ファーストインプレッションではかなりの満足度。

これは組みあがりが楽しみですのぅ。