タイヤが減る(その1)

マシントラブルで救助を待つリカトラの図

通勤に使い始めて最初の1ヶ月は、バッテリーが火を吹くこと数回、折り畳み機構の爪が折れ、パンクに至っては数限りなく、プロトタイプの評価実証としては申し分の無いトラブル続きの毎日だった。

往復100kmの道のりを、小さいながらも山越えて走るわけだからそりゃあまぁ色々あるわけです。

バッテリーは修理して雨の浸入しそうな継ぎ目をシール、折りたたみ機構はコロしてクランプで固定、目下取り組んでる対象はタイヤ様でござーます。

これまで繰り返してきたパンクはすべからく前輪、すり減って剥き出しになったチューブが破けるといパターン。

タイヤ毎に差はあるものの、特売のカラータイヤに至っては150kmで寿命を迎えた。


マラソン・プラス、500km走行と300km走行

26インチの後輪に対して前輪は20インチ、円周にして概ね3/4。

小径のタイヤは同じ距離を走るのにも余計に回転しなければならないので減りが早いと言われるが、その差は4/3で3割増える程度、2000kmを越えて後輪がまだまだ健在な事から、そういうレベルの減りではちょっと無い。

リカトラでは基本的に後輪はパーキング・ブレーキにしか使わず、左右のブレーキレバーはそれぞれ前輪の左右に割り当てられ、コーナリングの際にイン側のブレーキだけを軽く効かせる事で、効率的にうんたらかんたら。

なので前輪ばかり減るというのは、ブレーキを多用し過ぎというのが真っ先に思い浮かぶ。

ところがどっこい貧乏性ののおっさん、レース用のロードタイヤならフルブレーキ一発でオシャカだし、大体にして、ブレーキで熱に変換されるだけの無駄エネルギーをせっせと漕ぐほど勤勉でも無い。

すなわち、ドラムをキーキー鳴らしながらママチャリを駆るご婦人がたと違って、可能な限りブレーキを使わない走り方がすっかり染み付いてしまっている。

HookwormとMarathon Plus

トー角がインやアウトに偏ってセッティングされていれば、その走行抵抗も減りの要因となり得るわけですが、まだまだリカトラは初心者マークのおっさん、トー角は基本に忠実にゼロ・セッティング。

そうなるとこの前輪の異常な減り、横Gによる摩擦の可能性が一番高い。

車体をリーンさせて曲がる二輪と異なり、ロスの小さなアッカーマンタイプであっても、リカトラのタイヤはズリズリと路面を横滑りしながら曲がっている。

これに高速コーナーリングの横Gが加わると、そこそこ滑らかに曲がれている様に思えても、メーター読みで3〜5km/hは減速してしまっている。

減速した分が、タイヤの摩擦としてブレーキになってしまっているわけでござーます。

すなわち、ゆっくり走ればタイヤの減りも遅くなると予想されるわけですが、毎日の通勤用途で100kmとなると、そうそうのんびりもしていられないシチュエーションは避けられず。

とりあえず、長持ちタイヤとして定評のあるSchwalbeのMARATHON PLUS (20×1.35)に履き替えてからは、ここ1200kmほどパンクしていないものの、片側3,500円のタイヤが僅か500kmで擦り切れる。

7,000円÷500km=14円/km

ガソリン価格換算だと概ねリッター10km、これはちょっと捨て置けないっす。

固定アライメントの仕様で内側から片減りするので、300kmほど走って余裕残したところで左右を入れ換える事で700kmまでは寿命が延びたがそこで限界。

っていうか3日に一度のタイヤ交換は忙し過ぎる。

そこで更に長持ちしそうなタイヤを2chで聞いてみたところ、MaxxisのHookWorm(20×1.95)がいんじゃね?というご意見賜り、早速外通でポチってみた。

気になるお値段は日本円で2,070えん!
仮に耐久距離が変わらなくとも40%のコストダウンでござーます。

4,140円÷500km=8.28円/km
概ねリッター17km

更に手堅い所で500kmくらいで左右入れ替え、1000kmくらいまでは伸びてくれるんじゃないかと期待の星。
1500kmまで伸びてくれればリッター50km換算で概ね納得のレベル。

っていうかよもやタイヤ代が一番のランニングコストになるとは予想だにしなかった。

首都圏で日に20kmも走らないような使い方をするなら気にならないんだろうけど、一日100kmのおっさん的にはクリティカル。
自動車のタイヤってなんで一年も持つんだろ?

何はともあれ新しいタイヤに履き替えて明日から検証開始であります( ̄^ ̄ゞ