最近の電子タバコは電熱線を自分で巻く。
んでもって電熱コイルの芯。
グラスファイバーだったりステンレスメッシュだったり、かつてはセラミックの棒を用いた銘機(401)があったり、最近は温故知新な『綿』が流行。
SUBTANK純正OCCと比べたら多少焦げるの早いし、交換したては「コットン臭」
と呼ばれるリキッドならざる味が少々鼻につくものの、とりたてて不満も無く「こんなもんだべ?」と安定の日々を送っておいででした。
が、数日前。
微妙焦げ始めたのでコットンだけ差し替える際に、SUBTANKについてきたKangerの『JAPAN MADE COTTON』なるものを何の気無しに突っ込んでみたわけですよ?
コットン臭しないざーますよ?
「綿なんてどれ使ったって一緒でしょ?高級綿とかぷらせぼぷらせぼpgr」
そう思っていたおっさん、軽くカルチャー・ショック!
考えてみれば同じ米でも「あきたこまち」と「コシヒカリ」は全然違うし、タイ米とジャポニカ米じゃ違うどころの話じゃ無いわけで…
これはもう至高の綿を求めて旅立つしかあるまい!?
まずはこの感動をわかってくれる人たちに伝えねばと、とりあえずJPVに投稿、そしてまんまとオススメ情報げーーーっと!
『Fiber Freaksのセルロース』なるものがあるらしい。
しかも凄くいいらしい。
ググってみると、何やら毛糸のサイトばかりがヒット…暫し彷徨った後、遂におフランスのVAPE用ファイバー専門メーカーに到達。
でもすぐ欲しい!
再びJPVで恥ずかし気も無くクレクレコメントを書き込み、あっさりと国内取扱店さんをおせーて貰うおっさんカクイイ!
すかさず、ポチっ。
セルロースっていうのはアレですね、植物の細胞壁、すなわち、食物繊維的な何か?
綿(ワタ)も勿論セルロースですし、綿(メン)や麻もセルロース、範囲が広すぎてイマイチわかりませんが、とりあえず開封〜
見た目・・・ちょー普通・・・つーか綿じゃん!
一抹の不安を抱きつつも手にとって見る。
驚愕∑( ̄[] ̄;)の二乗!!!
恐るべきスベスベ加減!!!
そして赫奕たるチギれなさ加減!!!
これはたぶん綿じゃない!!!(あたりまえ)
SUBTANKのRBAユニットからKangerの綿を引っこ抜き、先端をこよったセルロースを挿入、リキッドを数滴落とす。
すいこむぅぅぅぅぅぅぅ∑∑∑((( ̄[] ̄;)))
綿の倍近い速さでリキッドが吸い込まれていきまする。
この吸収速度と強靭さ、テンセルか?
おっさん「セルロース」とか書かれると理科の教科書にのってた細胞壁しか浮かばないけど、職業柄「繊維」に関しては無駄に情報が多い。
期待値MAXで最初の吸引…….(; ̄Д ̄)濃いいぃぃ…….そして、予想に反して綿臭い(爆。
えぇまぁトップバリュー程では無いものの、残念ながらコットン臭検出であります( ̄^ ̄ゞ
使用半日の評価はこんな感じ。
濃いのが良いのか悪いのかは個人の好みとリキッドによりますが
吸水性が高い → リキッドが絶えることなく供給される → 味は濃くなり焦げにくくなる
という三段活用と推測されます。
もっとも、吸水性・初期コットン臭ともに『煮込み』を行った場合、トップバリュー・Kangerともに性能アップの可能性がありますので、そのへんは今後要検証でござーます。
とりあえずもう少し使い込んでみて、焦げ耐性のあたり、突っ込んで報告とかしちゃいたい感じです。
んでFiber Freaks セルロースの正体ですが、おっさん惜しい、『リヨセル』でした。
ってかサイトに書いてたしwww
テンセルは植物のセルロース構造を破壊すること無く、溶剤で溶かして再構築した繊維で、いわゆるひとつの高級綿(めん)です。
天然の基礎構造を維持しているので合成繊維にはなりません。
吸汗性能に大変すぐれ、コットンのような粗さが無く、絹のように弱くない。
洋服の生地としてはなかなかどうして、肌に触れるレイヤーで使用してこそ最高の性能を発揮するのに、お値段がアウター向けという贅沢品でございます。
んでもってテンセルは固有メーカーの商標なので、そこ以外で作った奴をリヨセルって言うんですね。
厳密にはちょっと違うんですが、似たようなもんです。
兎にも角にもこの吸水性の高さはサブオーム環境にありがたい。
良い物を手に入れましたのぅ( ▼ー▼)y-~~