まだまだそんなに降るわけはあるまいと甘い読みで、後輪をブロックパターンに履き替えただけでノコノコ出勤したおっさん、結果は上の写真が如く。
えぇまぁ、帰宅に三時間かかったっす_| ̄|○ il||li
そこで来るべき冬に備え、スパイクタイヤが履けるようにリアフォークちびっと削ってクリアランス確保したのが数日前。
このとき一緒に冬支度してしまうべきだった・・・
どノーマルの自転車で氷点下の雪上走行を敢行した場合、とりあえず
ブレーキ凍ります∑( ̄[] ̄;)
まぁブレーキ凍らなかったところで前輪にスリック履いたリカトラではスケートリンクみたいなもんですから、止まる為には道路脇の新雪に片輪乗り上げて走行抵抗で停止させるより他ありません。
昨シーズンはなかなかこれに気づかず、ブレーキ周辺を必死にライターで炙ったりしまくったわけですが、今シーズンは新兵器、テフロンコーティング・ワイヤーを投入するであります。
んでもってブレーキ機構の可動部には水置換オイルをたっぷり吹き吹き、勿論パッドとディスクにはオイルの一滴もかけてはいけません!
後輪のスパイクタイヤは昨シーズン遺憾なくその性能を発揮したSchwalbe ICE SPIKER PRO 26×2.1。
歩行が困難なレベルの凍結路でもサクサク走れます。
フレームを削り過ぎると強度的に不安なので、クリアランスはかなりギリギリの線で。
こうしなくて済むよう夏の終わりにワンオフのロングスイングアーム注文しといたのにまだ仕上がってこないという・・・
まぁでも中途半端に空間があるとそれはそれで氷の塊が挟まって予期せずブレーキングな感じになりそうな気もしないではないのでよしとしよう。
昨シーズンの走行でスタッドが4つほど抜けてしまっていたのでスペアをメリメリねじ込んで補修完了。
1.5インチではさすがに新雪とかキビシ過ぎな予感なので、止む無く自作することに。
素材はSERFAS TRACKER CITY 20×2.3。
パナのFIRE MUD PROと壮絶に悩んだんですが、ズブズブやテカテカの環境でどれだけトラクションを稼げるかがテーマの後輪と違い、リカトラの前輪は曲がるのと止まるのが役目、加えて積雪環境では新雪の上に乗れる面積が重要だろうという事でこのチョイス。
スタッドの本数がやや心もとない感じなのは単に田舎ゆえ、欲しいサイズのボルト・ナットがこれだけしか売ってなかったという世にも悲しい物語なわけですが、センターに打って無いのは一計あっての事。
気温が上がってアスファルトが露出しているような状況ではスタッド(という名のボルト・ナット)が接地せず、気温が下がって空気圧も下がると幾分かスパイクとして機能するというアレを実践してみた。まぁスパイクなしでもおっさん止まれるし、気持ち刺さってくれれば充分だろう的な楽観的予測!
ちなみに自転車やちっこいバイクがスパイクタイヤ履くのは余裕で適法っす。
さて、これでとりあえず足回りの冬支度は完了したわけで、明日からの通勤がワクテカで辛抱たまりませんです( ̄ー ̄)ニヤリ
ウェアとか防水バッグ類も早いとこ縫わないとまた春が来ちゃうな〜とかおもいつつ、おしまい。