長く辛い雪との戦いも終わりが見え始め、おっさんの暮らす北国にも春の気配が感じられる今日このごろ、皆様いかがおすごしでござましょ?
おっさんはと言えば、おもっきしリアフェンダーぶっ壊れました(*/∇\*)キャー。
雪国に暮らす人々にとって、除雪から開放される春の訪れには格別のヨロコビがあります。
そして豪雪との闘いの爪痕として、道路のあちらこちらにアスファルトがひっぱがれた穴が開いている訳で、普段はそれなりに避けて走るわけですが、深さも10cm程度だったし、なんとなく魔が差して
「リアショック入ってるし余裕じゃね?」
とか思ってしまったわけです。
時速30キロ弱でその、直径50cm、深さ10cmほどの穴の上を通過すると、思いのほか車体がジャンプ、着地と同時に『ガビョビョビョビョビョ』とあからさまにいや〜んな音が・・・
振り返ると、後輪に巻き込まれたリアフェンダーがクシャクシャになっておいでです∑( ̄[] ̄;)
リアフェンダーの支柱は結構びよんびよんしてたのですが、よもやこんな事態になるとはおっさん予想してなかったw
我ながらアホでありますっ!
中華フレームとはいえ安定のトライク、30kgの車重は伊達じゃない!(謎)
っていうかこれでバーストしないとかKENDAのタイヤは凄いですね、ロード用のタイヤなら余裕で終わってます。
まぁその分重いし遅いわけですが・・・とりあえずフェンダー除去したついでにウィンカーとブレーキランプ付けときました。
リカンベントな上にトライクという妙な乗り物にもすっかり慣れ、トー角の調整も終わり、この設計にオフロードタイヤでの限界付近が引き出せる感じになってきて、β2へ向けての改修箇所の洗い出しに勤しむおっさん、この設計の致命的欠陥に気づいてしまいました。
MTB乗りの方にとっては常識なんだと思いますが、ロードひと筋だったおっさんにはコレまた盲点でした。
ここで問題、その致命的欠陥とはなんでしょう?
下の写真から想像してみて下さい。
クリックして拡大画像にすると答えが書いてあるので、ギブアップの方はクリックしてみて下さい。
はい、そうです。
その欠陥とはチェーンラインですね。
これがリアショックの事をまったく考慮されていない。
チェーンの回転方向は矢印の通りですから、ここ一番でペダルを踏み込むと、本来なら後輪を回転させるべきその力が、リアショックに吸収されてしまいます。
正しいチェーンラインは緑の方。
矢印の支点の位置にガイドローラー(滑車)をかませて、踏力がサスに吸収されないようにラインを取らねばならないわけですが、この設計だと絶妙に後輪のVブレーキと干渉してそのラインも取れません。
β2ではショック入れるならその辺りをしっかり煮詰めていかないといけないですね。
ただ、次は素材をクロモリに変更するつもりだし、メッシュシートもかなり衝撃吸収力があるので、ショック自体廃止して、その分軽量化を図る方向も検討中。
もう少し雪が溶けたらブロックパターンからスリックタイヤに履き替えて、中距離移動性能を検証しつつ考えるっす。
っていうか暖かな陽射しの中を走れるのは更に楽しいですのぅ、スーパーに買い出しに行くだけで、人生満喫な感じでございます。