タイヤが減る(その3)

5月からリカトラ通勤を始めて、一体何本前タイヤを履きつぶしたことかもはや覚えていない。
外通で一本2,000円クラスの一番ごっついのを履いても黙って走れば500km、左右入れ替えて800〜1,000kmが限界。
一本1,000円の安タイヤだと100〜150kmでワイヤー剝き出し。
いずれもタイヤの内側ばかりがアホのように片減りする。

トーインだと外側が減って、トーアウトだと内側が減るので「どうせトーゼロになってないんだろ」という2chでの指摘を真摯に受け止め、1mm以下の誤差でトーゼロにしてみるも改善せず。

おかしいなおかしいなと思いながら早4ヶ月。

いい加減あきらめてもうカブのタイヤでも履いてやろうと、カブ用アルミリムにリカトラの片持ちハブを組み付けたところでふと「地面に水まいてその上を真っ直ぐに走らせ、タイヤの中心のみが濡れるようになったOK」という誰かの調整方法を思い出した。

おっさんのリカトラはネガキャン付いてるのでトーゼロだと当然ながらセンターでは無く内側が接地中心になる。

『ネガキャン付いてるからその分トーインにしないと実質のゼロになんないんじゃね?』

トーゼロ150km(向かって左)とトーイン200km(向かって右)

トーゼロ150km(向かって左)とトーイン200km(向かって右)

試しに2mmほどトーイン付けてみたところがビンゴ!

前回150kmでワイヤー剝き出しになったPRIMO COMET(1本千円)が300kmでまだまだパターン残ってる状態。

うっひょーヽ(@ー@)ノ

このヨロコビは誰にも伝わるまい・・・。

2本で4,000円のタイヤを毎週毎週交換し続ける生活。
「もう一日くらいイケんじゃね?」
その甘さゆえバーストして何度チームカーを要請する羽目になったことか・・・。

正直辛かった・・・っていうかダルかった。

これでHookwormなら入れ替えなしで1,000kmは堅い。
っていうか2,000kmくらいは行けるんじゃないかな?
2,000km行ければ交換は月イチで済む(ΦωΦ)フフフ…

すばらすぃぃぃ!

手間もさることながらコスト的にも大きな飛躍。
四千円で2,000km行ければタイヤ代は1kmあたりたったの2円。
電気代が今の構成だと約70銭なので、ランニングコスト2.7円/1km

バッテリーが1,000回充電10万kmで終わったとして送料込みで1円/1km。
同じ期間で新車に乗り換えたとしてざっくり30万。
イニシャル分が4円/1kmなので車体込みのトータルコスト7円/1kmというあたりかな?

とはいえトーインにすればいいこと尽くめというわけでもない。

ハンドリングが不安定になり、直線でもスピード出すと左右に揺すられる。
んでもって一度ハンドル切ったらコーナー過ぎても勝手には戻らない。

剛性と精度の高いフレームならもうちょいマシなんだろうけど既に10年選手くらいの風格を醸し出しつつあるおっさんのリカトラでは両手手放しとか無理になる。

そういえばまだ雪深い頃に一度トーイン設定やってみて、ソッコーでアウトに振り直したような記憶。
んでアウトのまま春を迎えたのでタイヤ激減りだったんだぬ。

雪が降ったらまた微アウトにするとして、当分は今の設定で省エネ走行を継続しまそ。

ちなみにおっさん、2ヶ月で10kg無駄肉が削がれた後も地味に減り続けて現在62kg/171cm。
イオンの健康診断に強制参加させられたらウェストもいつの間にか10cm減ってた。
いい加減本腰入れて筋トレ再開しないとどんどんやつれてしまふ・・・。

今のタイヤ終わったら次はCHASE HAWKとか履いちゃうんだ( ̄ー ̄)ニヤリ