ベアリングが大変な事になっていた初期不良HUB

手組ホイール初挑戦

ベアリングが大変な事になっていた初期不良HUB

先日、異音→シャフト交換→破損という事態に至った右前輪、外してみたらベアリング様が大変な事になっておいででした。

そこそこ元気な方の古いホイールに戻そうかと思ったわけですが、リムの色がチグハグになるし、折角だから新しい新しいリムとスポークを活かし、HUBだけ古いのに差し替える事に。

とはいえ毎回この程度で自転車屋に持ち込むのも申し訳ないので、いい経験になるだろうって事で手組に初挑戦。

と言っても仕上げまでやるわけでは無く、組み付けて軽く追い込んだ後、100km程走って延びるとこは延ばし、最後は職人さんに振れ取りをお願いする方向っす。

シャフト径17mmの片持ちHUB

古いホイールのニップルは冬の融雪剤でかなり傷んでいたので、スポークともども廃棄の方向で、ボルトカッターでプチプチぶった斬り、あっという間に裸のHUB様。

リカトラの前輪は片持ちHUBというちょっと特殊な仕様。
HUBの左右で支持するのでは無く、フレームから突き出だ太めのシャフト(タダの鉄パイプ)に突き刺して、そのセンターに細いシャフト(こっちはボルト・ナット)を通して外れないよう固定する方式。

先日ぶち折ったのはセンターのボルト・ナットの方ですね。

一般にスポーツタイプの自転車では12mm以下のシャフトが使用されますが、片持ちの場合、テコの原理で負荷が大きくなるので、このモデルは17mmシャフト、Catrikeなんかは20mmを採用しているらしいです。

かなりレアな部類のパーツなので、スペアの流通が無い車種を買ってしまうと困る事になりますね。

仮組み完了!

32本のスポークを一本ずつHUBに通し、交差部分でがっしりと噛みあうように編み上げニップルにねじ込みます。

初めての作業なのでこれだけで2時間もかかってもうた。

振れ取り器とかそんな贅沢品はもって居ないので、HUBの穴にドライバーの柄を通して、机の端でクルクル回しながらフレを取ります。

スポーツタイプの自転車に乗っていないと、そもそも“ホイールの振れ”とか気にすることすら無いわけですが、これが結構職人芸。

歪に閉めるとリムが楕円形になってしまうし、左右の力加減が違うとグニャグニャのホイールになってしまいます。

今回、仕上げは少し走ってスポークの延びを出した所でプロに頼むので、10分ほど調整して作業完了。

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中華というと酷いイメージを抱きがちですが、それでもこのくらいは転がります。
ちなみにコレも優良ベアリングではなく、初期の頃に階段アタックとかかなり無茶な乗り方をしたせいで二箇所ほどゴリゴリと玉あたりがアレな感じのもうダメっぽい子。

次期モデルは20mmのCatrike採用HUB仕様にしようとは思っているんですが、やっぱこのHUBも少し在庫しとこうかな。

それなりの組み上がりでおっさんご満悦。
っていうか毎日ツール観戦仕事が忙し過ぎて何もできないっす(汗